「迷路に入る対策」
昨日の感染者数大都市は過去最多を記録した。
東京181人、大阪92人。
後ろに隠れ感染者がいることを考えると市中感染が危機的❨感染爆発半歩前❩な状況下になっていることに異論を挟む人は少ないだろう。
今日午後には都知事から休業要請業種が発表される段取りになっている。
都知事が緊急事態宣言が発出される前に休業要請業種案を出していた。
が 政府から緊急事態宣言が発出された際に直ぐに出るであろうと思われていた休業要請業種案は政府との調整が必要ということで見送られた。
世間では 何をゴタゴタやってるんだ という風に見える。
そこには翻弄される業種の方々がいる。
休業要請業種に入りそうだ、の方々はその対応、対策に否応なしに追われた。
宣言前に自主休業を決めた方も多い。
ここで一転、貴殿方の業種は大丈夫、入りませんと言われてもじゃあやるか、にはならない方々、いや出来ない方々も多い いや、ふざけんなの方々も一定多数いると思う。
理容、美容業。百貨店、ホームセンター等。
と中途半端な営業形態になりそうな居酒屋。
午後7時までのアルコール提供、8時までの営業。
開ける意味は これで儲かるのか、お客様が激減している中で。
経済とのバランスを何とかとろうとしている政府と命を、感染爆発を遮二無二止めようとしているのを最優先にしようとしているのが都であるからそこには中々相容れないところがあるんだろう。
議題にある休業要請業種、これはかなり難しい判断であると私は思います。
都が厳しくしたい、出来るだけの事をやりたいというのは理解しますが都がやればやるだけ違う危険もまた生まれます。
それも考慮に入れなくてはならない。
例えばパチンコ店休業となればやりたい人は違う県に行くでしょう。
ここには「移動」が生まれます。
最近のトレンドワードにもなっている「コロナ疎開」、これと同様です。
若い世代が今東京面白くないから帰るか、田舎に。ウィルスと共に。
結果病院レベルの落ちる田舎で感染拡大に繋がりかねない。
まさに悪循環。負の連鎖である。
思い出してください。
ウィルス発生の地 武漢。
封鎖と聞いた民衆の行動「移動」ウィルス菌を携えて。
ウィルス菌は自分では動けない。人が運ぶんです。
同じ間違いを辿ろうとしていませんか、と私は感じます。
私がよく書くことですが人の行動心理は共通する部分が多いものです。
だから同じ様な状況下に置かれれば同じ様な行動をとる傾向になります、悲しいかな。
表面上は 何となくだが都がやっている方が良さげに見える、感じるというのはあります。ちゃんと少ないながらも補償も付いているし。
だがちょっと視点を変えて見る必要性もそこにはあります。
それは忘れて良い、ということにはならない。
ここにこの対策、対応の難しさが出てくる、という認識です。
政府が発出した「緊急事態宣言」からのNTTのモバイル空間分析では30%減少という内容の発表があった。
私達国民が辛い私生活を強いられてもやはり仕事がある以上ここらが限界なんだろうと感じます。
となると感染拡大は止められないでしょう、かなりの高い確率で。
とするならば どう次の一手が打たれるのか。必要だから。
もう本当の意味での「封鎖」が現実味を帯びてくるのを感じています。
唯 感染爆発後になってしまえば この究極とも言える一手さえ其れほどの劇的な効果は期待出来ない、というのがアメリカとかの今を見れば見てとれます。
私達の行動の劇的な意識変容、そして政府のスピード感のあるその瞬間に最適な対応が必要不可欠であり そこにしか希望は無いんだろうと思います。
来週から配送されるという例の「アベノマスク」
総額466億円にまで膨らむらしい。
で マスク二枚?(笑)
まぁ確かにあって困らない、必要なものといえばそうなんだけど・・・
この一点から見えて来たのは、来るのは「グローバル化が進んで来た中での今の日本の実力はここです。」という現実かな。
ちょっと悲しいかも。
また。
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