コウスケ爺の四方山話し ちょいとホンネで語ってみるか...

ジャンルにとらわれない よもやま話しです。 お付き合いいただけましたらO_o

「発出された緊急事態宣言~響かない言葉~」

昨夕発出された緊急事態宣言。


見られました、会見?


どう感じられましたか?よ~し頑張ろう、という気になりました?


私は、というと全然物足りなかった、というのが実感です。


何故かというと自分の全責任においてウィルスを封じ込めて見せるといった「覚悟」は見受けられなかったし キーワードになるような言葉も無かった。

これと言うことも無く淡々と今まで幾度となく繰り返されたフレーズが並べられただけ。

果たしてこの会見を見て基本的には要請ベースでしかないこの緊急事態宣言で目標に掲げた7割 出来れば8割の人との交わりをカットすることに繋がっていくのだろうか、と不安を覚えた。


勿論 各個人の意識の変化が先ず必要でそこから社会の変化に繋がっていくものであることは理解しています、私も。

唯 最初に必要な各個人の意識の劇的な変化に対してのアプローチはかなり重要で ある意味このタイミングが肝になるはずです。それがこの「緊急事態宣言を発出する意味」であり この機会にどれだけのインパクトを我々国民に与えられるのかによりウィルス収束に向けて行くのか、感染拡大に向けて行くのか の最初の分岐点❨これからも何回かあるはずだから❩になるはずです。


私の中でのリーダーというものの一番大事なポイントは・・・


『明確な目標を設定して そこに至る道筋を明快に分かりやすく説明する。そして必要な情報を共有する。』


この一点に尽きます。


そういう意味で物足りない。


目標は設定された、確かに。

そんな途方も無いことを言われても、にしかならなく無いですか?

私達の持つ武器は何か?

出歩かない、これだけしかない、出来ない一般人は。


それにしても テレワーク出来るのは僅か20%の限られた人達。

残り80%の方は、というと平日は会社に行く以外の選択肢はない。

時差出勤ぐらいだろう。休みの日に家にこもります、以上。


要請はされるが補償は・・・悲しいかな、無い。

どう戦え、と言うんだろう。

どうやって80%カットしてください、なんだろう。わからない。


そう考えていたら都知事会見。

益々訳がわからなくなった。


あれだけ急がせていた待ちに待った「緊急事態宣言」。

はい、出ました。

対策が明確に出ると身構えていたら 週末になるらしい?    


都の休業要請案に国が難色を示している・・・らしい。


特措法は国が宣言したらそれを受けて各知事の権限によって・・・じゃなかったの、この法律?

もう一回国に帰るのか?調整らしいが。


都知事 どうしてもキャッチコピーは必要なんですか?

前回はrock out ❨都市封鎖❩で都民は、我々国民はやるのか、封鎖。皆さんもご存知の通りスーパーになだれ込む人達。あの場所こそ『三つの密』でしょう。

あなたが作ってどうするんですか。


そして今回は stay home ❨家にいなさい❩。

いや、知ってますけど。


因みに私の知る限り 間違ってたらごめんなさいだが アウトシュートなる英語表現は無いはずだ。

造語? 高齢者の方にはいくつも解らない言葉を使ったら理解出来ない、しにくいんじゃ無いです?

確かに耳には残るのかも、ですが理解されない言葉では響かないし、届かないとは思いませんか?


私の中で何をやるにしても そこに絶対的に必要なものは 『共有であり 共感です。』だから やろう、と努力する、協力しなきゃと頑張る。

特に今回のような要請ベースであるとするならばそこがより求められます。いや、それしかないんじゃないですか?

それなしに前には行かないでしょう。


ならば・・・ もっと言葉を選んでください。 

政治家というのは言葉のプロなんじゃないですか。

だからそこにいるんだ、と思います。


大変なのはわかります、勿論。

初めての経験の中に関わらず 毎日出てくる問題点、常に求められる判断、そして次を予測しての備え 批判に常に晒される毎日、見えない収束❨終息❩ 挙げていけばキリがない。


しかし、だ。


昨夕首相が冒頭に触れた医療関係者の方々。

逃げられない人達が 向き合う人達がいます。

彼等をアシスト出来るのは貴方方しかいないんです。


医療関係者の方々が動ける環境を、戦う武器❨医療ゴーグルであったり 医療用マスクであったり 防護服であったり❩を準備し 支援して挙げてください。

国を挙げて。権力を使って。


だがそこには政治家の持つ特性 政治はいらない。

そこには『助かる命』があるはずだし そこだけにしか価値はない。


見てますよ、私達は。それぐらいしか家にいる私達には出来ないから。


また。