コウスケ爺の四方山話し ちょいとホンネで語ってみるか...

ジャンルにとらわれない よもやま話しです。 お付き合いいただけましたらO_o

「崩れる世界秩序 〜ウクライナ侵攻〜」=_=

風雲急を告げるウクライナ問題


他人事、では済まない よな。


このロシアがウクライナ侵攻を、となった時に様々なモノが見える。いろんなコトを浮き彫りにさせる。


大国が「その気になれば」止める手立てが、無くね? という現実を世界に、知らしめることになる。


国連の決議案にしても、欧米にしても「出来るコト」は、限られている。いわゆる制裁発動。

が、それをヨシとして腹をくくって実行に移した瞬間、その制裁を受けるコトを前提として、ならその制裁交渉を有利に進める為にどんな戦略を取るか、は 想定されているんじゃないか と思う。


核使用も辞さない、という発信から周辺国が本気でウクライナを守りにいく、という構図も描きにくい。

とするなら、ロシアとウクライナとの抗争となり、ロシアの圧倒的な兵力、武力を考えたらウクライナが自国のみで守れるか、の答えは NOと言わざるを得ない。


ただ、そのまま成り行きに任せる、ということでは 世界の秩序は完全に崩れ去ることになる。

何でも出来るんだ、で どうやっても止められないのね、にしちゃいけない と考える西側諸国。

かなり難しい対応が迫られている。


経済制裁で、は果たして正解なのか? 果たして効くのか?というところ。

日本も第一弾として経済制裁を3つ発表したが、多分 いや、かなりの確率で屁でもないわな、ロシアからしたら。

その3つが、これ。

「いわゆる2つの共和国の関係者のビザの発給停止と資産凍結」

「いわゆる2つの共和国との輸出入の禁止」

「ロシア政府による新たなソブリン債の日本での発行流通の禁止」

ん?今 そんなことやってるはず、出来るはずないよね、が並んでいる。

まぁ何か言わなきゃ、だから ってとこ? 実効性なんてのはないわな。解るけど。


経済制裁、は織り込み済みだろうし この軍事侵攻でロシア産の原油、天然ガスは高値で推移するのは予測出来るし、お客様な西側諸国が購入しないとなっても欲しい国はあるだろう。

中国だっている。


とするなら、その落とし所は、ともう一つ 中国の今後の動きに懸念が生まれる。

今の西側諸国の動き、対応を見てるはず。

見てるだけならいいが、その対応によっては台湾に対しての強硬策さえ、尖閣諸島への強硬策さえ見えてくる。

そうなった場合の日本の安全は、ということ。


ロシアは、ウクライナを占領することはないんだろうと思う。

GDPも低いウクライナを傘下に治めても、後が大変なことになる。したたかなプーチン大統領がそう望んでいるとは思えない。


と、したら何処までやって、どう落とし所を見出そうとしているのか、に焦点は変わっていく。

未だ見えないプーチン大統領の思惑、は不気味さを増している。

それを見極める西側諸国、というのが現在地。

その後の西側諸国の対応一つで世界は変わる可能性を秘めている。


世界秩序、が守れるのか、守れないのか。

西側陣営が、かなり難しい対応が迫られているのは間違いない。

そしてその中心にいるアメリカが、どう動くのか、どう対応するのか これをロシアが、というよりプーチン大統領が見ているのは間違いない。

勿論それは中国も、ということ。


日本もそれは注視する必要が、ある。

その対応によっては、自国の安全と資産を守るために変えなきゃ、になる可能性も秘めていることを認識しておくべきだろう。


変わる世界になるのか、ここ一ヶ月は目を離せないな。

どうなっていくんだろうか。

予断を許さない、これだけは確かな事実 今目の前で起こっている出来事は、遠い国の話しじゃぁない。身近な話しにもなり得る要素を含んでいる、のを理解しておかなきゃ を感じる私です。


また ^^