「権力の陰で疲弊する人々」
連日報道される新型コロナウィルス関連のニュース、そして桜。
世界からの信用を失う日本の対応力。
納得の出来ないイベント中止の事後処理。
出てこない領収書。
破棄される公文書。
その他。腐る程あるのは皆さんが周知の通り。
敢えて私が書き連ねる必要は無い。
この一見関連性が無いようなことに見えるが実は共通する部分がある。
それは ・・・
「辻褄合わせ」
一般社会でも それは起きる。
上層部に位置する方が 重要な会議で放った一言。
「カラスは白いよね」
は? 回りにいる人は戸惑う。普通の反応である。
が この言葉を守らないとならないとするなら どうするの?どうしよう?になる。
何故かというと 組織人というものは 権力者(上)を守らないと という思考が最優先項目であるから。
その思考があるゆえにその後の行動はある意味自分の意思から 主義から外れているとしてもそうせざるを得ない。
世間の人が 何を言ってるの? になるのを解っていても訳のわからない言動を繰り返さざるを得ない状況を今度は自分が作りだしていくという悲しい連鎖になっていく。
誰が考えても 何処をどう言ったとしても カラスは白くはなんないだろうよ~は悲しいかな言ってる自分も解っているんだから。
その後ろにいる方々もそれは同じだ。
カラスは白い、というのを理論武装する為に(正当化というべきか)その資料を作らなければならない、という責務を負う訳だから。
これは どうやれば、 どうすれば、納得は到底無理だろうと思っているにも関わらず 何とかやりすごせる形に持っていけるのか?
不毛である。
そこに生産性は無いし 合理性は元から無いから。
中国を見て欲しい。
良くも悪くも 権力は一極集中である。
日本が安倍首相一極と言われてはいるがそんなもんじゃないのは皆さんご存知の通り。
やるとなると半端ない。出来る。いや、やらせる。
今 話題の中心 武漢 。
人口1400万人 東京の人口に匹敵する。
ここを封鎖!?
出来ないですよね、東京を封鎖!?
それが出来る、実行する国。
凄くね、なんだが その陰で 1日 10時間働く医療スタッフ しかも新型コロナウィルスの蔓延している武漢で しかも怒号が飛び交う病院で、だ。
防護服を一回着たら6~8時間外せない。
防護服の節約の為である。
これが意味するものは 食事は出来ない、水さえ飲めない。
それらにどれだけのストレスがかかるのかを推察するのは簡単だ。
が・・・・
想像出来る、と実際にやるということは天と地程の差がある。
自分がその立場に立たざるを得ない、と考えてみて欲しい。
出来ますか?
ある意味 地獄 修羅場 そういう表現があてはまる、と感じます。
しかもそれがいつまで続くのかさえわからない。
人はそんなには強くない。折れそうになる心との闘いである。
権力構造の中で それを支える(支えなければいけない)陰の方々の苦労は 表面には余り出てこない。
世間の方も忘れがちである。
いや 気がつかない存在と書くべきか。
であるなら 派遣されている方であったり 裏方を支えている方々に ちょっと光を、スポットを当てる投稿をしてみたくなりました。
果たしてこういう例え話しを選んだことで解りやすいのか解りにくいのかは私にはわからない。
それは読み手である貴方に任せるしかない。
但 お隣の中国ではこういうことになっているということも併せて知って欲しいという理由がそこにはあります。
日本の経済に深く関わりを持つ国 それはインバウンドであり 世界の工場といわれる所以 部品を供給してくれる国であり間柄です。
同じ極東に位置する国が 自国発祥とはいえ 壮絶な闘いを 困っている今 この時の中で 小さな私一個人として何かのお役に立てることは 無いかな?
なんてのも・・・ある。
また
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