議員さん達にジャックされる報道番組（笑）

色んな考えが聴けるから悪いことじゃない、とは思う私なんだが　この大変な局面で敢えて渦中の火を拾いに行く皆様、それぐらいこの国の最高権力者の椅子は魅力的なんだろうか。

まぁそうなんだろう。

首相の総裁選不出馬、によって魑魅魍魎な世界と化した総裁選。

候補者乱立の様相を呈してきている。

まぁ色んな意味でチャンスなんだろう。

もしかして私が・・・　に色めき立つ皆様。そんな感じかな？！

何故なら　派閥の論理が今回に限っては機能しないだろうから。

通常なら大所帯な派閥が組めばもう決まり、お仕舞　が成り立たない。

いや、統制が利かない、ということかな。

ボスがこれで、って決めたとしても　グループ内では個人の思惑が先に立つ。総選挙が近い今。

彼らの立場になって推察するなら　自分の再選が最優先課題　派閥の決定に従っている場合ではない。

誰が顔なら自分の再選に有利になるか、それが選ぶポイントになる。ボスもそこは理解しているだろう。

自然　自主投票に近い形になるだろうし　今の逆風の中で派閥の論理で次期総裁決まりました、を世間に見せる訳にはいかないだろう。

だからある意味ガチンコ勝負になっていくんだろうな。

と、なるなら　出なきゃ、こんなチャンスは滅多にない　に反応する方々はいるわな、そりゃ。

派閥のボスからするなら　とは言うものの見てるだけでは総裁選後の力関係に影響するだろうから　さて、どんな手を打つか、に普請するんだろう。

安倍元首相が高市元総務大臣を支援、なんてのもその布石の一つ。

安倍さん、麻生さんにあるアレルギー　止めてね石破さんは、に二階さんは石破さん支援？！　と三竦み状態、先行した岸田さんは？！　ってのもあって中々に読みにくくなっている。

だからこそ出馬しなきゃ、を考える方は増えるんだろう。

首相不出馬によって一番キツくなったという意味では、岸田さんかな。

菅首相が不出馬は想定外だったろうし　菅首相相手だったからこそ先立って出馬表明をかけた、と思う。

首相では闘えない、という風の受け皿を自分に向ける、という戦略だったはずが想定外の首相不出馬で　その風は使えないカードになった。　候補者全てにそれは当てはまることになるから。

これが現在の立ち位置。

そして野党さん。

この不出馬は想定外そのもの。

やりたかったのは対菅首相との総選挙。風を受けながら。

が、それは夢と消えた。

しかもこれから世間は総裁選に向けていやでも見ることになる総裁選報道。今の延長線上。

その生い立ちから、家族構成、エピソード　勿論政策論、信念、理念、国家観、コロナ対策まで様々　ある意味　選挙活動である。

それは有権者である私達には必要なことだが　野党の方々にはかなりキツい。はず。

そこで新しい雰囲気が醸成されると攻めドコロを失うことにもなりかねない。

事実現状　お手上げ状態、手をこまねいている（ように見える）。

無責任、とか　私達なら直ぐに政権を担える、とかが発信されているが何をどう、という具体的な「行動」には移せていない。

いつもの野党さん、の域は出ていない。

チャンスに存在感を示せない方々、ある意味それを証明していることにもなっている。

さて、となると先ず誰が出馬して、どんな論戦が展開されるのか。　そこになっていくのかな。

その出馬にも色んな方の思惑が絡んでいくんだろうが　一つだけ大事にしてもらいたいのは　国民を本当に見て為される政治。

これを優先順位の１番に置いてもらいたいな、にある。

誰を見て、何の為に、何故、はこのところ忘れ去られていたような気がする。

少なくともそれらが明確に語られることはなかった、この非常時においても。

変わるのかこのタイミングで、安倍元首相からの系譜は。

そこじゃない？！　今　求められてるのは、だし　不穏な世界が見え隠れしていて　日本の立ち位置も曖昧なままでは済まないところに来ている。天候不順も待ったなしにいる。

変わる時が、本当に有権者と向き合う時がきている、真剣な議論が必要な時にある、そんなことを語ってくれる方が私にはイイな〜　そんな気がしている。

まぁ来週辺りから本格的に動き出すんだろう。

期待したいな、いろんな意味で。

また　^^