昨日夕方の首相会見。

このタイミングで行われただけに何を語るのだろうと興味を持って見られた方も多かったと思う。

精神論？ そしてお願い？

何故 今 「休校」という判断に至ったかの論理は語られることは無かった。

確かに目的 「集団としての感染を未然に防ぐ」ということは国民として理解出来ると思う。間違いじゃない。

が しかし 何故 今 ここ(学校)を？ という答えにはなっていない。語られてはいない。

いや 出せないということですよね。

例えばPCR検査を数多くやっていればその数字を持ってして 具体的な内容、状況を示して何故この判断に至ったか、を説明出来るし 国民の納得、理解を得ることが出来ただろうと感じる。

所謂 エビデンス(証拠、証明)と言われるものである。

全ては この新型コロナウィルスが日本に入ってきてからの対応、対策に対して 国民は納得がいっていない、というのが背景にあるんだと思う。

それは ここのところ出てくる国民調査の数字に現れている。

新型コロナウィルス関連の政府対応に関して50%以上の方が納得していない。

数字が示すエビデンス(証拠、証明)である。

そして 私の責任で政策でフォローしていくという力強い宣言。

今から作るであったり 具体的な話しは悲しいかな ない。

以前の投稿でも書いてきたが 私の見解は一つである。

『政策とそれに付随する対策はワンセットになっていなければ意味はない』と。

生活は その日 その日の積み重ねである。

いつ やってくれるのか どうやってくれるのか どうすればいいのか その規模は 対象は 、これが最低限必要な情報発信である。

これから やります、こうご期待。

いや これでは 悪いが生活の目処は立たない、立てようがない。

不安は 拭えない。

この会見を見て 安心しました。 といえる人がどれぐらいいるのだろうか と感じます。

そして 一番私にとって残念感があったのは 会見が中途半端に終了したこと。

まだ挙手が上がっているにも関わらず 時間です、と打ちきられたこと。

要は自分の言いたい事を言ったらもう充分である、と捉えかねないことに対する危機感の無さ、そして説明責任の欠如である。

危機感があります、こんな思いきったことをやります、皆様方には無理を申し上げます、ここは皆様と協力して、

と20分ぐらい自分の言いたいことを語って 10分ちょっとの質疑応答で切り上げてしまう。未だ記者さん達の手は上がっているにも関わらず、である。

国会の質疑応答か？ と思った。

野党なのか 新聞記者さん達は？

それよりも そこに危機感を持って全力で取り組みます、という熱意はニュースで見ている人に伝わるのだろうか。

もし それが伝わらないとするなら なんなんですかね、この今の私達の大変さ は、にならないだろうか、とは感じないのだろうか。

こちらの方が怖いと感じる私です。

何はともあれ サイはふられた。

会見の内容は国民に投げられた。

答えは 直ぐに出てくる。

本当に 社会弱者に対しての思いやりのある政策が実生活に沿った形で実現されることを願います。

あの時はあんな事を書いたことを 謝罪を持って取り消します。

と 言わせてください。

本当にそうなってくれたら・・・

また