コウスケ爺の四方山話し ちょいとホンネで語ってみるか...

ジャンルにとらわれない よもやま話しです。 お付き合いいただけましたらO_o

「外国人から見放される近未来の日本」┐( ∵ )┌

アフガニスタンのニュースが連日報道されている。


何となく遠くで起こってること、親近感を覚える方は少ないのかも知れない。

が、身近で実はいろんな問題が山積みされていることを挙げてみる。


この処 いろんな『こと』が起こっていて少なからず危惧を抱く私。

どんなこと?! と言えば 外交問題、外国人に関すること。


最近までニュースになっていた入管収容中に亡くなられた方。

このスリランカ女性は身体の異常を訴え続けていたのに その願いは受け入れられなかった。挙げ句に不幸にして亡くなられて、その遺族の請求によって開示された一部の内容は人権を踏みにじるものであった。文書は黒塗り もはや開示文書とは呼べないもの、出せない理由がそこにあるんだろう。


このコロナ禍で真っ先に仕事を奪われたのは外国人労働者。都合の良い労働調整弁の役割を担う彼らに権利は与えられていない現実。職を失くした彼らが彷徨う露頭、悲観する将来。 


そして今 アフガニスタンで取り残されてる現地人職員は生きた心地はしてないだろう。


全ては同一線上で語られるべき問題である。と私は思う。

何やってんだろう 日本という国は。 少子高齢化が進む社会の中で外国人が占める役割は大きくなる。ならざるを得ない近未来の中で 日本は「選ばれない」国に向かって走り続けている、そんな気がしている。


もはや日本の給料形態は先進国の中では下。

先進国では置いてけぼり、そんな国になりつつある。


そこでどう幸福感を、はまた別の話だから置いとくとして そんな日本に行きたい、とするなら何故、が必要となる。


私の経験からすると 安全な街、であり 比較的契約が守られる国 それが選ばれてきた理由。


が その根底が揺らいでいる。

海外に見せている顔は おもてなしの国 日本。

それは嘘じゃない。 そこに暮らす人々はそうかもだが 裏は違う。違う顔を持っている、を世界に発信している この国に暮らす外国人によって。出来事によって。


都合のいい、という冠がつく外国人雇用。そして対応。


行き着く先は、選ばれない国 日本 これ。

それはツーリスト目線ではなく労働者目線から。


アフガニスタン日本大使館で働いてきた現地スタッフ。

置いてけぼり 先にいなくなった日本人スタッフ。現地にいる日本人が避難前に。は 笑えないわな、これ。


私の過去談だが 忘れもしないインドネシア駐在時代、タイバーツ❨タイのお金 日本で言う円❩が暴落してモロに影響を受けたインドネシアルピー。

一晩にして三分の一に貨幣価値が落ちた。

金融市場初めて、という出来事。


当時1円が24ルピア が一晩で70ルピアに。

3日で100ルピアになった。

結果 一気に上がる物の価格。

昨日100ルピアで買えた物が300ルピアに。それもそうだし 物が先ず無い。出回らない。


暴徒と化したインドネシア人は経済を掌握していた華僑❨現地生まれの中国人❩を狙った。そして街を破壊し 華僑が住むエリアを攻撃し始めた。

俗にいう暴動が起こった訳である。それも首都ジャカルタで。

上がる火の手、潰される高級車。そこはもはや無法地帯に変わった。


その際、ジャカルタにある日本大使館からのメール。安否確認と避難指示。何処に逃げろって話し。

私が住んでたエリアは中国人が多数住んでるちょっと良いとこ。

周りにある検問、押し寄せる怒ったインドネシア人多数。

バリケード作って 国軍にお金積んで護ってもらってる状況。


その時に見たNHK海外放送は忘れない。

日本政府はシンガポールに貨物機2機を飛ばしました。ってのと船2隻だったかな、確か 今日出航しました、っての。

骨でも拾いにきてくれるのかな?! という絶望感。

笑えた。苦笑いだったが。


で アメリカさんは、と見たら民間の飛行機が〜ってニュース。

その余りの違いに悲しくなった。


で 大使館スタッフからそこのエリアは危険だから避難するように、っていう再度のメール。

どうやって、はない。何処へ、もない。


仕方ないから夜中に軍の知り合いに無理やり頼んで まぁお金もかなり使ったが(笑) 隠れて軍用車に乗り込んで向かった日本大使館、途中で内のスタッフ、知り合い何人かを拾って やっと着いた〜大使館 門はクローズ そして張り紙 アメリカ大使館に保護をお願いしてください、の文字。倒れたネ。

いつの間にかアメリカ人だったんだ〜私たち (笑)な、わけはない。


流石に何でいね〜の、に憤りを覚えた。かなり激しく。

多分 今回も一緒。繰り返された歴史。


を、今回のアフガニスタンの日本大使館スタッフにも覚える私。

よりヒデ〜よな、多分。より怖いよな 私の経験なんかより現地に留まざるを得ない日本人の方々は、その関連する現地スタッフの方々は。


どんな言い訳を取り繕った、にしても放り出した、置いてけぼりにした、っていうイメージからは逃げられない。

語られるのは日本の対応 最悪じゃない、である。にしかならない。


世界が見ている中で語られる負のイメージ。

日本ってのは 実のところはこんなもん。


キチっとフォローしなきゃ を思わざるを得ない。遅れた、にしても。

それは全て一緒同一線上にある。


簡単じゃないのは理解しているけど 必ずあるしっぺ返し。

置いてかれる国になっちゃいけないんじゃない?! を憂う私。

世界は見ている、これは忘れちゃいけない。


ついでに ちょっとあの時の悔しさ、悲しさも出して見ました、的な(笑) 思い出した、ってのもあるが。

今なら笑い話にもなり得るけど あの瞬間は 絶望、それしかなかったかんね、を付け加えておくか。


また ^^