コウスケ爺の四方山話し ちょいとホンネで語ってみるか...

ジャンルにとらわれない よもやま話しです。 お付き合いいただけましたらO_o

「それぞれの思惑の中で果たして何処に向かうんだろう〜2021年オリパラ〜」(-_-)

IOCのバッハ会長の来日キャンセルのニュース。


今のタイミングじゃないよね、が見てとれる。

日本国内の世論も感染状況を見ても自分が行くことでポジティブに捉えられる要素は無いな、を感じているんだろうし お招きする側の日本にしても火に油を注いじゃわない?を感じているんだろう。


調整役のコーツ氏の発信が世界的に物議を醸しだしている。

そりゃそうだわな、この世界的パンデミックの最中に、やることは決まっていますなんてのは受け手側の印象としたら最悪以外の何物でもない。


バッハ会長に至っては「ボッタクリ男爵」なんて呼び名を拝命されちゃってるし。


あっバレちゃった? って感じ?

このコロナパンデミックが奇しくも暴き立てたいろんな不都合の中の一つになるオリパラの真実。


崇高な理念の裏にある金儲け主義。

美味しい部分 半端ない放映料とか、広告料は親方IOCがガッチリ ん?キッチリ? まぁいいかどっちでも 握ってて 殆どのコストは開催地負担っていう中々に良くできたシステム。


冠としての価値をよくわかった上での最早ビジネス、イベント(興行)である。

が 商業ベースであるのを崇高な理念がカムフラージュしているから実感はわかないし 選手が持つ一つ一つの物語を知っている国民の声援は後押しし その頑張りにはやはり感動する。


スポーツの持つ力 がそこにある。

それを利用する人達、ノッかっちゃう人達。立場は変われど思惑を持つ方々。


延長された緊急事態宣言の中で開催されようとしているオリパラは何処に向かうんだろう? という疑問。


その意義は二転三転している。

当初は福島復興を謳った。

そしていつの間にかコロナに打ち勝った証として、に変わった。


そして今は?というと


そう意義は語られなくなった。

何も言えないから、なんだろう。


『ここに答えは既に出ている』 まぁ私の個人的な感覚だが。


関係者から発信される言葉に納得感は感じない。


それぞれに感じられるその思惑が見え隠れするから。

政治とは無縁な世界にいるはずのオリパラが政治利用されているという現実。


その違和感は拭えない。どんな大義名分を示されても、どんな言い訳を用意されていた、としても。

無理やりな論理はオリパラの倫理からは離れたものに変わっていく。

気がついていないのだろうか?若しくは敢えて気づかないフリをしているのだろうか。


ボランティアで賄われるはずの運営が医療者への依頼。

手を挙げてくれた方が、のはずが 手を挙げさせようとするお願い?


海外から来るであろう選手、関係者は1万3千人+と言われているが このコロナ対策の最中相部屋で、はあり得ないだろうし その移動は公共機関は使用しない?

なら そのコスト増と運営システムは半端ないものになる。


あまり知られてはいないんだろうがこの関係者が感染した場合その開催地が全ての責任を負うことは明記されている。しかも無償で、である。

そう考えるなら責任を回避する為に日本国民よりも関係者は優先治療されるだろうし その為に確保される病床の数も半端ないはず。


何故なら国際問題になりかねない、から。簡単な論理である。


コロナワクチンの摂取が進んでいる国、進まない国の選手団及び関係者、報道陣が大挙押し寄せる国際大会 それがオリンピック、パラリンピックである。


開けないオリパラ予選の国だってある。日本にしても例外ではない。

歴然とした「格差」は既に生まれているし これからも増えていくんだろう。


その中で拡散される誹謗中傷。

池江璃花子さんに宛てられたメッセージが今話題に挙がっている。

選手が板挟みになっている現実。

突きつけられる踏み絵。

背負わせていいのか、選手たちに?


明確なメッセージを出せないトップ達に世界が苛立ちを隠せないから、に他ならない。


やりたいというなら やりたい理由を、目的を、その意義を明確に示してもらわないと賛同は得られない。

ただ やりたい。安心安全な大会を目指して じゃぁ悪いがムリっ。


見たいよ、私だって。できるなら。

これが多分だが 国民目線。私も一緒。


この「できるなら」のできるエビデンスを私達に明確に示してもらわないと。

人流を止める為に、という理由で飲食店は瀕死の状態、百貨店さえ休まされている中で続いている聖火リレー。

そこに覚える何とはない違和感。不公平感。


そこに見えないのは なんの為にやるの? 

今にも潰れそうな人々がいる中で じゃない?


ごめん わかんないわ 私には。


また ^^