「求められるモノ〜もう一段上の世界〜」^^;
ここでそれは‥…の声が聞こえた。気がした。
昨夜の対カープ戦。
先発田口投手 3年振りの完投勝利を目指した9回表。
スコアはジャイアンツ7-1カープ。
6点差。
後一回 3アウト、という場面。
ワンアウト一塁からのホームラン。
点差は「まだ」4点。
多分完投できた、投げさせることはできた、であろう。
が 原監督の選択は・・・
ピッチャー交代。
許さなかった、その詰めの甘さ。
その1球。
ヒーローインタビュー、お立ち台に上がるバッテリー 田口投手、そして大城捕手。
語られる言葉にヒーロー感は、高揚感はない。笑顔無き お立ち台。
ホームランを打たれた瞬間にキャッチャー大城の歪んだ顔が映し出された。
ヤラれた。
過去を紐解くならば 前々回のジャイアンツの投の大黒柱エース菅野投手とのヒーローインタビューにおいて 菅野投手から発しられた 「リードは・・・」という言葉。
打てる捕手、というレジェンド阿部選手からの系譜を期待される大城捕手。
キャッチャーというポジションに求められるモノは、という処に、も一ついうなら 原監督が求めるモノは、おまえさん達、こんなもんじゃ〜ない、をチーム全員に指し示した一コマだったような気がする。
確かに今のジャイアンツの現在地は2位以下を10ゲーム以上引き離しての一人旅状態。
所謂独走、である。
が そんな中でも いやそんな中だからこそ そのワンプレーに、その1球に「こだわり」を感じる。
おまえさん達に求めているのは まだまだこんなもんじゃ〜ない、っていう。
まだまだできるだろ、を感じる。
目指すは もっと高い頂(いただき)であろう。
誰もが「強え」と感じる絶対的なチーム。
昔 ノムさん(故野村監督)が語られていた
「勝ちに不思議の勝ちあり」
名言である、野球だけに限らず。
この言葉のある意味対極に位置するであろう
絶対的な勝ち、ここを目指しているんじゃね。が私が今原監督に感じるところ。
そこに見えるのは 厳しさ、かな。
妥協なんてもの、はない。
と書いてるが冷徹な、という意味ではない。
昭和レトロ感は確かにあるが そこに現代風なスパイスがちゃんとトッピングされている。
長年の経験値が 余裕、を感じさせてもいる。
まさに 百戦錬磨、っていうイメージ。
そして熱さ、を感じる監督さん。直ぐに泣いちゃうけど(笑)
だが目指しているものがある以上 必要なモノはある。
徹しなきゃいけないコトは、ある。
ブレちゃいけないコトも、ある。
名将原監督になるために、という最後のところ、が今。という視点で見ている。
ファン目線からするなら サイコ〜で〜す。しかない。賛否両論もあるだろうが。
何故って 今 それは現在進行形である。
生で見れる。
その進化が その成長が、これはやっぱスゴくない?
田口投手 一皮むけろ、駐車場で あっ(笑)
大城捕手 沖縄のシティボーイ(自称)? で良いから 今痛い目にあったことをちゃんと糧にして明日に繋げて欲しい。
あのレジェンド阿部ちゃんだってデビューしたての頃はリードから全て酷評、ボロクソに書かれてた。
それを変えたのは 自分。
人知れず陰でやってた努力は並大抵のことじゃぁない、はず。練習終わったら宅配まで あっ(笑)
やってない、とは勿論言わない。フレームだって上手くなってるし キャッチングだって上手くなってる。認める。
が もっと上を我々ファンに見せてよ。
お〜ここまで来たか〜を。
いや 違うな、出てきただけで球場の雰囲気を変えられる、そんな選手に。
贔屓選手の成長、活躍。
これもチームの勝ち負け、確かに大事なんだけど これも大事なポイントだから、ファンからすると。
伊達に名前入りタオル買ってる訳じゃぁないし 選手プロデュース弁当食べてる訳でもないから。よくわからん理屈だが(笑)
今日やっちまったなら明日やりかえしてくれれば良い。なんてのも一つ。
が 日本シリーズとかの舞台なら7戦しかない。
明日、はもう無い、そんな闘い。
だから 今日勝つ、そんな絶対的な強さを持つ、が原監督の目指す野球。 だと思う。
厳しいよね〜きっと。ん? 今眼前に繰り広げられてるか。
だよね。
なら 我々ファンは ・・・
応援するっきゃないよね、声枯らして、はムリ ならタオル振り回 もムリ
ここは 拍手で(笑)
ちょっと物足りない感は否めない・・・けど 仕方ない、今。
こう、何てったら良いか。
球場全体が熱くなる、一体化する 新しい応援スタイル 何か無いの? 考えてよ、企画室、広報さん。ん? それは私達応援する側の問題?
確かに。ファンも成長しなきゃいけないのね、選手と一緒に(笑)
難しそうだが・・・
また ^^
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