コウスケ爺の四方山話し ちょいとホンネで語ってみるか...

ジャンルにとらわれない よもやま話しです。 お付き合いいただけましたらO_o

「サイレント ヴォイス〜聞こえない声〜」(-.-)

大丈夫ですか? 


いいんですよ、声をあげて・・・


声を挙げないと、貴方が動かないと、その声は届かない。誰にも聞こえないかもしれない。


我慢する必要も 耐える必要なんてのもどこにもないんですよ。


今 声無き声はいろんなところに普通に存在して 気づかれていないんじゃない、と感じる。

このところ私の周りでもそう思わせられる いろんなことがあったから。


誘因はコロナ感染拡大だが その本当の意味での怖さは病気ではないのかもしれない、と今感じてます。


生活の困窮から、価値観の変化から 家族の時間の有り方からくるストレス 等など普通に、多分私が想像する以上にいろんなことが起こっているんだ、と感じます。


先日あるキッカケで母娘に出会った。

といっても バス停でバスを待っていたら 夜8時過ぎ、子供が小さくて まだ3歳ぐらいかな 着ている服が寒さに合ってないのが何となく気になって声をかけたら お母さんが最初ビックリして そして泣き出した。

事情を聞いたら 家に帰れない、帰りたくない、という。


旦那さんがリモートワークで家にいて そのストレスからDV化してきて 日常が変わった、そして耐えられなくなって飛び出してきたから子供の服も、お金も・・・という内容だった。


勿論 最初から話してくれた訳ではない。

寒過ぎた夜 子供の上着は無かった。お母さんもだが。

とりあえずタクシーを止めて 繁華街に向かった。

開いてる店もあるだろう、何とか暖を と単純に考えただけ、それだけ。


食べ始めて 暖まったんだろうか、そこからポツポツ話しは始まった。

チビちゃんが私にちょっとだけ懷いてくれたのも良かったのかもしれない。


一通りの話を聞いたところでNPOの知り合いに連絡を入れて 来てもらった。

事情を説明して 今後の身の振り方を話し合う私達。

旦那さんのところには帰らない、という意思は固かった。


なら ということで翌朝私の知り合いが保護プログラムに繋ぐことにして その夜は近くのホテルをとって別れた。


私達ができるのはここまで、でありそれ以上はできないし立ち入っちゃいけないところはある、と思う。


その後 どんな未来図をその母娘が描けるのかは、わからない。

願うことだけ、である。


日本人の良さ、って耐性が強いことだと思う。我慢強いっていうかな。

だけど それは時と場合によるものであって 本当にヤバいならそこは躊躇しちゃいけない? 躊躇するべきものじゃぁない、と思う。


助けを呼ぶのは恥ずかしいことでもなんでもない。 当たり前のこと、です。


いつも書いてますが人はそんなには強くない。

何かに依存してる、それが普通。

その対象に対して 素直になれるかどうか、だけだと私は思う。


辛い時ほど 人はより強くなろうとする。

確かにそうだが 違うから、そこは。


辛い時を「乗り越えてこそ」人は強くなる。


乗り越えられそうもないなら、まだそこまで貴方は強くない。それを先ず受け入れてください。

そして声をあげてください。誰かがその声に気づくまで。


そこで諦めちゃいけない。


だし 普段と違う今、だからこそ ちょっと周りを気にしてみませんか。

私がちょっと感じた違和感に気づくような。

サイレントヴォイスが聞こえるような。 

普段ならかけない声を かけれる様な、そんなことが「存在する世の中に」ちょっとなったらいいな、を発信してみた・・・


また ^^