コウスケ爺の四方山話し ちょいとホンネで語ってみるか...

ジャンルにとらわれない よもやま話しです。 お付き合いいただけましたらO_o

「~富岳~その凄さ そして未来像」^^

Time is money. ❨時は金なり❩


時にきく言葉。


如何に効率的に、そして有効的に「時間」を使うのか。

今のコロナ禍の新たな価値観という中に置いても改めて考える一つの要素ではないかな、と感じます。


そんな今 堂々とデビュー 正確にはまだその全能力を見せてはいない。秘めた部分を持ちながらも世界1位四冠に輝いた、その名は・・・


次世代型スーパーコンピューター 『富岳❨ふがく❩』


先ず何がスゴいのか?


その計算能力。

一秒間に約415,000,000,000,000,000回 ❨41.5京❩

これを今 貴方が見てもイメージしにくいですよね。私も同じです(笑)

何だかたくさんの0が並んでいてスゴそう、とは思ってもどんなにスゴいのかはイメージしづらい。いや ムリ、こっちかな^^


で 調べてみました。


理化学研究所の担当者の説明では・・・

貴方が まぁ私でもかまわないんですが 一秒間に一回電卓で計算し続けた場合120億年かかるそうです。 お~ スゴくね、なんだがやはり120億年といわれても(笑)


ならこれでは如何でしょうか。

スマホ使ってます?

重宝しますよね、これ1台あれば。

なんとスマホ2000万台分に匹敵します、らしい。


例えるにしてもその例えに 実感がわきにくいレベルにある、ということですね、結論からするなら。


最新スパコン計算速度ランキングから見ると

1位 日本    41.5京/秒

2位 アメリカ  14.9京/秒

2位アメリカの遥か上にいます、しかも全能力を出さない状態で。 

注❩富岳の本格稼働予定は来年度 今は10%程度の試験稼働と言われています。


432台を接続 設置面積は3,000㎡ ん?わかりにくい? テニスコート約10面分になります。^^

構想10年 総事業費1300億円。


凄そう、は理解してもこれだけだと私達の生活にどう関わってくるのか、が見えない、私達にとって大事なのは「何ができるのか」寧ろこちらです。


蓮舫議員の名セリフ

「2番目じゃ駄目なんですか?」


仕分けというトリアージ❨優先順位❩の中で出された名セリフ、覚えている方も多いと思います。インパクトのある言葉でしたから。


確かに私達の生活にどう関わってくるのか、が解りづらい。

計算能力が想像を超えるものがもたらすものは何なのか、は普通にイメージできない側面を持っているから。


そこで この「富岳」の生い立ちを見れば少しイメージができるかと思いますのでそこから。


先ずそのネーミング。

何故「富岳」という名前が与えられたのか。

そこには日本の象徴「富士山」があります。

その裾野の広がりを意識して その意識の持つ意味はさまざまな分野に関わることができるというコンセプトがそこにある。


前モデル「京」の持っていた凄いんだがそこにあった『使いづらさ』からの転換 いや進化かな、に位置する『使い勝手の良さ』をメインコンセプトにおいている、ということです。


そのスペックは「京」の40倍。


この「富岳」が2~3台あれば日本のIT全部を動かすことが可能である、らしい。

これもよくはわからない、私には(笑)

日本のIT全部を、と言われてもイメージはできない。


ちなみに一応解説するなら

ITというのは Infomation Technology❨情報技術❩の略であり ん?よくわからない?

簡単に説明すると

世の中のさまざまな場面において伝統的なやり方❨俗にレガシーと言われる❩が存在している。それをコンピューターとネットワークによって変えていく行為を指すものです。

こんな感じかな?


世界1位を目指して作られたものではない、という担当者の説明。

が 結果的には世界1位 四冠をとった。


四冠の内訳は 計算速度能力、ビッグデータ、アプリ、そしてAI。

AIとはArtificial Intelligence ❨人口頭脳❩です。


この四冠が意味するもの、それこそが今から ❨まぁAIは今でこそ❨ここ数年来かな❩会話の中にも出てくるが実は1950年代から既に研究は始まっている。

理論にテクノロジーが追い付いてきた結果なのかもしれない。余談ですが❩ それこそが 富岳の生い立ち 使い勝手の良さの追及からくるものなのでしょう。


例えば一つの使い道として 貴方も電車内で オフィスの机を挟んで 新型コロナの飛沫感染の映像を見たことがあるか、と思います。

この『飛沫感染の映像化』には富岳が関わっています。


例えば新型コロナの治療候補薬の検証にも使用可能です。

今の候補薬は2000種類を超えています。

この効能に対する検証「京」だと一年以上 富岳だと10日程度ということです。


私が今 知り得ている情報なんていうのはこれぐらいですが その可能性は確かにある、ありそうな気がします。


特にAIの分野に関していえば日本は世界から周回遅れとも言われているのが実状。

資源を持たない日本が世界に誇るべきはテクノロジーの分野。


そこには絶対的な信頼と技術力があった、はず。


日本が再生すべきポイントはやはりここでしょう。

世界に冠たるテクノロジー。


時間は待っていてはくれない。


時間を短縮するハードはある。

次に求められるものは それを使って何を生み出すか? 何をイメージさせるのか?


ハードを生かすソフト 生き残りをかけて そして日本の未来をかけて。


なんてことを富岳のニュース見ながら 考えてた梅雨の午後。

洗濯できネ~じゃん(笑)


また^^



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