コウスケ爺の四方山話し ちょいとホンネで語ってみるか...

ジャンルにとらわれない よもやま話しです。 お付き合いいただけましたらO_o

「先手に見える後手」

昨日新たな劇薬が投与された。

号外まで出た「全国の小中高校の休校」。


新型コロナウィルスへの対応。

ここ2日でイベントへの対応要請、そしてこの休校要請への対応で日本中が混乱しているのは皆さんもご承知の通りである。


私を含めてこれは納得をせざるを得ない判断と世間も思うだろう。


だが どこか違和感が私にはある。


なんだろう この違和感は? と考えた時に思いあたることがある。


この状況の中でやろうとする意図はわかる。

が ここまでのことをやるなら 「何故首相の緊急会見は無いのか?」が先ず一つ。

痛みを与える国民に何故自分の口で、言葉で伝えないのだろうか?

素朴な疑問である。


二つ目が前回の投稿にも書いたが やる政策に対して発生するであろう副作用を考えた上でその対策が一緒に出てきて はじめて国民は「安心」出来る。

これが一緒に出ないのなら 極論として出さない方がましであると私は思う。

何故なら前回の医療崩壊に続く社会崩壊を招く危険性を伴うからというのが理由です。


何の前触れも無くその政策を発表する中に その政策が意味するマイナスの部分への対応が決まっていないのならそれは「単なる思い付き」と言われても仕方ない。


何も私が昨日発表されたこの小中高校の休校要請を批判しているということではない。

誤解しないで欲しい。

良い判断だと思う、現時点では。


だがその反面 俗に言われる弱者への対策は? 敢えて言わせてもらうなら 心配りは何処にあるのだろうか。

共働きの家庭に、シングルマザー(ファーザー)に 非正規従業者に降って湧いたこの要請。

途方にくれているのは想像するに容易い。


零細企業、中小企業にもその余波が及ぶのも当たり前の話しである。


緊急貸し付けを出来る体制を、とあるが 簡単に借り入れが出来るところが何%あるんだろうか。

現実的に あ~なら安心だな、と思える人、企業は?


休業せざるを得ない企業、休むしかない(休みにならざるを得ない)人達の生活は?


見えて来ますか?

でもこれが現実の世界です、今の。


痛みを伴う判断にはそれを補う対策、しかも口先だけではない実生活に沿った対応が伴ってはじめて施行されるべきであると思います。


ずっと批判されてきたこの新型コロナウィルスへの対応は 「後手、後手」そして「失敗」。

世界から見られる日本の対応。

ここで 思いきった政策の発表を 国民に、そして世界への発信を。


分からなくはないが 違う。大事なのはそこではない。


ずっとこのブログで書いてきたが そこに常に足りないものがある。


何か?


それは「不安の解消」である。

それを遂行する為のバランス感覚、 そして柔軟性を持った早急なる実行性のある対策である。


前回投稿でも書いたが マスクを着用してください。という政府要請。

買えないから。

PCR検査受けたいのですが 五日間熱はある、肺炎の兆候もある、かかりつけの医師が保健所に電話しても出来ない。

コンサート中止 保障は出ない。保険も適用出来ない。

その回りにいる飲食店は、屋台の方達の生活は?

学校が休みになる。小学生の親の休業による生活は。

この方々の仕事場の人手不足は(看護詩の方が足りないとの理由で通常運営が出来なくなる病院が出ている。)


直ぐにこれだけ浮かぶ。

実際はこんなもので済む話しではない。


先ずここで挙げたいのは 「不安しかない。」ということです。


政府がやるべきことは先ず未知なる感染症対策。

新型だから最初から正解という対応が難しいというのは国民はわかっている。理解している。


だが 不安の解消は出来る。

少なくとも 目の前にある、出てきたものに対して。

それは見えている、見る気になれば。


それと国民の考えていること、不安に思っていることのリサーチ、そしてそれへの早急な対応、対策そして体制作りでしょう。


これが見えないから不安が増大するんです。

安心出来ないんです。大丈夫なのだろうか。と。


その状態の中での今回の要請。

社会混乱から社会崩壊に至らないかと ここでも私の中で湧いてくるのは 「不安」です。


この対策の持つ意味合いが社会構造と新型コロナウィルスを見た時にバランス感として極端に振れ過ぎているような気がするからです。


コンサート中止を決断したアーチストの言葉が刺さりました。

申し訳ないがウロ覚えです。チラッと見たニュース 余りにインパクトがあったので。


「私達は自分達の会社が潰れるかも知れない中でこの決断に至りました。自分達のファンを守りたいからです。

自分達がここまでの覚悟を見せているのだから 覚悟を持ってやってください。」よ、と。


それは正に今の国民全体の声であるということだと思います。


頑張ろう 日本。ありきたりなフレーズですが。


また


今 もう一つ挙げたい投稿があります。

未だ調べきれていないので 週明けに挙げようと奮闘中。