コウスケ爺の四方山話し ちょいとホンネで語ってみるか...

ジャンルにとらわれない よもやま話しです。 お付き合いいただけましたらO_o

「遅くネ? そして早くネ?キーになるのはアルパカ?」^^

「そりゃアルパカじゃネ?」


いや 意味わかんないし(笑)


アルパカが持っているVHH抗体がコロナ感染抑制に効果があるらしい。


世界中で未だに猛威を奮うコロナウィルス。

だが時間の経過と共に世界中の研究者の論文が矢継ぎ早に発表されてきている。

まさに世界中が実験室と化している今 人類の叡智がこのコロナウィルスに対峙しているということなんだろうと感じます。


コロナウィルスの持つ特性を解析する中で治療に有効であろう、とされる薬も治験が進められている。

そんな状況下 昨日レムデシビルが申請から僅か3日で承認されたというニュースが報道された。


「早くネ?」 いや「早すぎネ?」が私が素直に受けた印象である。


このレムデシビルという薬 エボラ出血熱対策に開発されたものである。

ウィルスの抑制に効果がある、とされる。

副作用は腎臓、肝臓機能への障害が見られることが報告されている。

メイド イン アメリカ。


アメリカでは重症者に有効な治験結果があったとされている。

がイギリス、中国、韓国では効果は見られなかった、とも報告されている。


他方 アビガン。この薬も今月中に承認される予定だと言われている。

安心、安全品質のメイド イン ジャパン(笑)


中国で治験した際に絶賛された経緯を持っている。

日本でもクドカンさんとか著名人が感染入院から退院後にこの薬の名前を挙げたことで認知度はかなり高くなっている。


副作用は胎児への影響。マウスでの実験において奇形が見られた、という報告があがっている。もう1つが精子への影響が一定期間あるとも併記されている。

という理由から妊婦さんへの処方には使えない。


利点はもう1つあって『錠剤』である、ということ。

他に有効性がある、期待される薬が点滴、注射という処方=医師、看護師が必要、というのに対して自分で出来る、ということになるから医療従事者の手を患わす必要が無い。ここが大きい利点でしょう。

しかもどれだけ輸入されるかわからないレムデシビルに比べ備蓄はある。


今 無償で世界各国に提供している。

日本からすれば治験数が増える、有効性の有無を集める事が出来る利点と特効薬が未だに無い中で有効な可能性がある薬が手元にある、というのは提供された国からするとありがたい話しであろう、とするなら相互利益になると感じます。


この薬❨アビガン❩の特性から考えて初期症状の段階で処方して症状の悪化を防ぐ、レムデシビルは重症者に対して処方という使われ方をするのだろうと予測されています。


が ・・・

有効性がある、と予測されている、だけで承認されて良いのだろうか? というのが私の中にはある。

治験なら構わない。患者側が医師の説明を受けてメリット、デメリットを理解した上で同意して処方されるから。


個人的な話しですが私の母は肝硬変から癌に推移して亡くなりました。

原因は交通事故に合った際に瀕死の重症になり輸血を受けた。

その中にウィルスが混入していてそれが長い年月の中で肝硬変へ推移していった、という事です。

その際にその輸血という処方が無ければ高い確率で亡くなっていました。

私達家族は医師の説明の基に同意しました。選択肢は他に無いわけですから。


交通事故に合ったのが1966年 亡くなったのが2006年 そこには40年という時間が与えられたのが結果です。

そのデメリットが不幸にして出た訳ですがその40年という時間に対して後悔は無くて感謝しかない。


デメリットは確かに合った、がそこに「それ以上の価値はあった。」という事になりましたから。


今 それらの薬の処方を受けた後にどういった副作用があるのかは短期的なところでしか語られない。

当然である。新薬なんだから。新薬という表現は不適切か。

承認を既に受けているのだから大丈夫なんだろう、とは思います。

だがかなり限定的に処方されている薬であると言えるはずです。


処方に反対している訳では勿論無い。

このコロナウィルスに対して未だ武器はない戦いを強いられている状況の中で武器になる候補が出てくるのは希望に繋がる。


アビガンは重症化しやすいとされる高齢者に対しては良い、と思います。

早いうちに、がポイントになるんでしょう。

私が気になっているのは精子に一定期間影響がある、という点にあります。

もし私の認識が間違っていたらすいません。もしかしたら更新されているのかも知れませんから。

私の知る限りそういう情報なので、現時点で。


この一定期間ということ。

果たしてどの期間経てば大丈夫なのだろう?個人差とかは無いのか?とか の疑問が私には気になる。

議論にならないということは私が知らない、というだけなんだろうか、と思ってみたり。それなら全然構わないんですが。

子供が欲しい、とか子供が出来る可能性がある世代に処方がされる、というのは果たしてどうなの?がある。


こういう事態だから というのは理解しています。が 何故か「早すぎネ?」を危惧する私です。

それが今言われている「遅すぎネ?」に対しての裏表になってない、と願いたいと思います。


ここでいう「遅すぎネ?」は悲しい程に、いや怒りさえ持っている方々がいます。 


それは様々な場面で見受けられる。

中小企業支援策、個人商店、零細企業 伝統と歴史を持つ所謂名店であったり、名レストランとかが閉店されていくニュースを目にする。


地域の文化を 日本の文化をある意味象徴するモノが無くなってゆく。

芸術でさえ危機を迎えている今。


無くしたらもう帰らない、コロナ禍が例え終息したとしても。


インバウンドで盛り上がった中で形成されてきた新しい文化。形態。

この政策を積極的に奨めてきたのは誰か?

ある意味世界中が鎖国状態の今 閑古鳥が鳴いている。

そんな中で 梯子は外された。


理解している、限られた予算の中 全ては救えない。


国民は理解している、驚く程に。

だからこそ それに報いなきゃ。変な対立とか駆け引き等はいらない。


『国民の目に見える形で、迅速な行動で』


だがそこにはやって欲しい事と慎重に取り組んで欲しい事の二つの顔があるんじゃないかな、なんて思う私です。

あくまでも私見ですが。


まさに昨日、今日は 『五月晴れ』 こんな天気みたいな気持ちに皆さんがなれないかな? 勿論私も。


また^^